インド🇮🇳〜バラナシ一人旅してみた〜
今までは去年の夏に行ったオーストラリア短期留学も、今回の旅のタイ、インドもずっと一日中1人になることは無かった。
【一人旅してみたい】とずっと思っていたけど怖くてできなかった。
そんな時に『バラナシ3日もおるし1日フリーデイ作らん?』って言われた。
インドに1人?!やめてくれ?!って一瞬不安に被われたが、フッとめちゃくちゃワクワクした。
どこに行こう?なにをしよう?
ショッピングモール行ってみたいな、インドの大学見てみたいな、そんなことを思い、行き先をきめた。
昼の12時頃、初めて1人で宿を出た。
トゥクトゥク探さなきゃ、え?どこに行けば見つかるの?から始まり適当に歩きながら同い年くらいのインド人に話しかけられ少し話しながら行く。
インド人は気軽に誰にでも話しかけてくれるので話しかけやすい。話しかけても嬉しそうな顔をしてくれる。たまにめちゃくちゃ照れる人もいる。笑
ドライバーに、200ルピーって言われたが150!って言うと150になった。
日本が好きなようで沢山話をしながらJHV MALLというショッピングモールへ向かう。
着いてお金を払おうとすると、
「ショッピング終わるまで待ってるから今はお金いらない」と。
なんでそんなにやさしいんだ!と思いつつショッピングモールに入りマクドに行く。
マクドではチーズバーガーを頼むとチキン?ベジタブル?と聞かれ、チーズバーガーはチーズバーガーだよ!!と言い続けると沢山の店員さんがきてベジタリアンかだけ聞かれ、チキンに決めたっぽい。
ポテトを頼もうとするが英語がわからず何も聞き取れない。自分ってマクドさえ注文出来ないんだ…と悲しくなっていると、店員さんがOK😊と、他のメニューを決めてくれた。
量が多すぎて吐きそうになりながらHOME MADEというスーパーでキットカットを買う。
それから映画館に行く。何もわからないままチケット売り場に並び、取り敢えず周りのインド人に話しかけまくり受付で周りの大量のインド人が通訳してくれたり説明してくれたりしてチケットをGET。
150ルピー(日本円で300円)めちゃくちゃ安い。
3時間も上映するのに。
映画館に入るには身体検査が必要なみたいで確認される。さっき買ったキットカットを没収される。
スタッフが美味しく頂いたんだろうなー。
もう始まっているので真っ暗の中、
「DO YOU KNOW MY SEAT??」
と聞きまくると映画館の人が出てきて案内してくれた。
始まるとヒンドゥー語な為、なにも聞き取れない。
まあそれは元々分かっていたけど…
インド人、映画中も賑やか。
ウケるとこでは全員が吹き出し、爆笑する。
少し声を抑えるとかもなく、ありのままに笑う。
そんなインド人を見て笑いポイントが何もわからない自分も笑う。
笑いって伝染するんだなあ…としみじみ感じる。
笑いで溢れるこの空間をとても心地よく感じた。
日本人は抑える。迷惑をかけるから。恥ずかしいから。常識だから。ルールだから。
色々あると思うけど我慢が美だとされているような気がする。ありのままの自分を出して笑ったり怒ったりするインド人はとてもキラキラしている。
いつから日本は我慢するようになったんだろう。
そしてインドの歌はノリノリでめちゃくちゃ元気がでる。楽しくなる。インドの歌好きだな。
インド映画は最後までよくわからなかったけど
インド人はありのままで、人間らしくて、自由で、めちゃくちゃ好きだと思った。
インド映画は休憩がいきなり始まりいきなり終わるのでいつこの映画が終わったのかわからない。
隣にいたカップルにフィニッシュ?と聞くとイエスというので席を立つ。
そこからさっきのトゥクトゥクを探しに行こうとモールを出ると乗れよ乗れよと大混雑が起きる。
その中で1人の日本語が少し喋れるインド人と仲良くなり沢山助けてくれる。
「クルクルパーだから気にしないネ。」と。
さっきのトゥクトゥクドライバーを一緒に探してくれたが見つからない。
ごめんさっきのトゥクトゥクドライバー150ルピー…😭
モールから大学まで、なんぼで行きたいの?と聞かれ150と言うと、いや遠いから400はするよ!!と言われたがめげずに150と言い張ると200で連れてってくれる人が見つかった。
すると、
物乞いに囲まれた。
物乞い同士が喧嘩する。
お姉ちゃんが止めに来る。
お兄ちゃんがやってくる。
仲直りする。
ハイタッチしてお見送りしてもらった。微笑ましいか!笑
そこからトゥクトゥクの人と喋りながら大学へ向かう。位置情報をGoogleマップで辿りながら確認する。
大学につき、トゥクトゥクドライバーが案内してくれる。バラナシ・ヒンドゥーユニバーシティーの生徒だったらしい。
何から何まで世話して貰い、お参りも一緒にする。
牛の神様に呪文みたいなんを言ってみたり、その人の真似をしてお参りする。
すごい人がきておでこに白い粉水みたいなのをこすりながら呪文を唱えられる。
大学は日本の大学と変わらない雰囲気だった。
自撮りしてみたり草の上で丸になって話していたり。
インド人は急ぐことなくゆっくり、自由に生きている。
本屋さんに行きたい!というと本屋さんに連れてってくれた。しかし本屋さんは閉まっていた。
すると、交渉してくれ、ユーアーラッキーウーマン!と中に入れさせてもらえた。
沢山のインドの歴史やバラナシの歴史等が英語やヒンドゥー語で書かれている。
めちゃくちゃ興味がある分野なので真剣に英語を勉強しようと思った。
日本語じゃ情報が絶対に偏ると感じた。
自分が英語をわかるようになるだけで、うんと情報量が増える。この先の未来が絶対にもっともっと楽しくなると確信した。
そこで何も買わずフィニッシュ~と言うとせっかく開けたのに何も買わない気か?!と言われDemocracyというインドの本を64ルピー(120円)で買い、ゲストハウスにかえった。全部英語なので正直何も読めない。これを読めるようになった頃が楽しみ。
渋滞に入り、ここから歩くことになった。
トゥクトゥクドライバーに500ルピーを請求され、たーかーい!!と思いつつも沢山動いてもらったので払う。運転手さんと案内してくれた人と3人で動いていた。運転手は案内者さんに500をあげようとするが断る。
案内者さんはゲストハウスの近くまで歩いて送ってくれた。
「ガンジス川のインド人はすぐ盗むから携帯出しちゃだめだよ。信じちゃダメだよ。」
と言われ、案内者さんがいろんな人に聞きまくり、サンタナゲストハウスの文字が見える。
タイのバーツがほしい!と言われ残っていた120バーツ
をあげるが、他はないのか?!と言われ、
ないよ、ありがとう!というと不満気な顔をしたが、
「いつでも案内するから呼んで!」と言われ別れた。
そこから30分、サンタナゲストハウスに迷う。
迷路みたいになっているため、合計20人くらいに聞きまくり道を教えてもらう。コッチだよと言い自分の店の中を指す人もいて不覚にも笑ってしまう。
牛や犬にビビりながら19:15、宿に着くと神様とビヨンセが
『かえってきたー!!!!泣きながら帰ってきたらどうしようかと思った!どうやった?!』
と言うので何かほっこりした。笑
そこからみんなの旅の話をした。
インド人と沢山触れ合え、いい7時間だった。
それと同時に、やっぱり自分はひとりが好きかもしれないと感じ、一人旅ができるようなカッコイイ女になろうと思った。
一人旅では自分をもっとよく知れる気がした。
オフラインは怖かった。
携帯を見ている時間は日本ではめちゃくちゃ多い。
私は携帯依存症なのでいつでもどこでも携帯にへばりついている。
海外では通じないので外を見る。たくさん自分と対話できる。感じることも沢山あった。
今まで携帯を見て、人生を無駄に消費してきたかもしれない。インスタTwitterライン、それに人生を費やさずどこか出かけたり、外を見たり、そんな時間を増やしたい。そう思った。
そして1番今回の旅で学んだことは
もっと自分も、
【ありのままに自由に生きよう】ということ。
やっぱり、やりたいことをやりたいようにやろう。
やりたくないからやらない!それくらいでいい。
将来なんて気にせずに今やりたいことをやって今を楽しもう。インド人をみてそう思った。
インドは沢山のことを学べる。次は英語を喋れるようになって、インドの田舎に行きたいな。縄文時代のような場所でいろんなインド人と喋りたい。
きっとまだまだ知れることがある。
感じれることがある。
いつまでも好奇心剥き出しで駆け出したい。